Into The FUTURE

未来はすべて次なる世代のためにある

SDGs

【DXの社会実装】生産性の向上ために、養豚DX、農業DX

SaaSスタートアップに注目が集まり、乱立するようになりましたが、DX:デジタルトランスフォーメーションはどこまで進んだのでしょうか。課題の生産性改善はどのなのでしょうか。広く社会に影響を及ぼすようなインパクトにはまだ至っていないのでしょうか。 …

【脱炭素と経済安全保障】実用化が近づく次世代型太陽電池「ペロブスカイト」

米ラスベガスで開催されていた電子機器見本市「CES2023」に、パナソニックホールディングスが「グリーンインパクトシティ」をテーマに、関連製品や技術などを提示したそうです。 目玉は2026 - 27年度めどに実用化を目指すペロブスカイト太陽電池。世界最高レ…

【経済安全保障とサプライチェーン再編】避けられそうにもない「脱中国依存」

コロナ禍の影響が薄まり、対面での外交が活発化することで、国家間の緊張が解ける方向に進むことを期待しています。先日の米中会談では、日本の課題でもある台湾有事が話題にあがり、最悪の事態にならないよう対話を重ねていくことが確認されました。好影響…

電動2輪車のバッテリーシェアリングサービスが始まる、先行の台湾メーカは世界展開へ

電動2輪車向けの交換式電池のシェアリングサービス「Gachaco(ガチャコ)」が始まったそうです。電池を充電、交換できる機器が都庁前に設置されたといいます。電動2輪車ユーザーは、これによって充電された電池と使用済みの電池を交換することで、充電を待つ…

ルール化をさらに進める欧州、「クール宅急便」を国際標準化したヤマトが享受したメリット

EU 欧州連合が森林破壊防止のためのデューディリジェンス義務化に関する規則案について審議を進めているといいます。目的は、商品作物用農地の拡大に伴う世界的な森林破壊や森林の劣化を防止することにあるそうです。 EU理事会、森林破壊防止のデューディリ…

【人口減少は国の存亡の危機】少子化対策に成功する事例と失敗する理由

日本の人口減少は深刻な事態といいます。「出生率が死亡率を上回るような変化がない限り、日本はいずれ存在しなくなる」と、イーロン・マスク氏が5月にツィートするくらいです。 「日本はいずれ存在しなくなる」──。少子化が深刻化するこの国への悲観と失望…

解決しなければならない倫理的な問題に、求められる「誠実さ」という美徳

倫理的で責任あるビジネスを目指す企業が増えつつあるといいます。 現在の社会情勢からすれば自然ななりゆきなのでしょうか。こうした動きにまた日本が取り残されるようになってしまうのでしょうか。 「ESG(環境・社会・統治)」の「G」ガバナンス(統治)…

【ハードで解決できる社会課題】ソニーの嗅覚テクノロジー、キリンの電気の力で塩味を増す食器

ソニーが「嗅覚測定のDX デジタルトランスフォーメーション」にチャレンジし、キリンは味覚に着目し、減塩食品の塩味を約1.5倍に増強させる独自の電流波形を開発し、それを応用した商品を開発したといいます。 これまでにないハードウェアが登場するようです…

【食の安全保障】肥料高騰なのに、なぜ格安汚泥肥料の利用が進まないのか

米国の製造業景況感指数が50.9と前月から1.9ポイント低下したといいます。2カ月ぶりの低下となり、境目である50に迫ってきているといいます。このデータが公表されると、株高にふれたといいます。 一方で、景気後退懸念は高まり、企業の業績悪化による株安の…

【資本主義と人権】犠牲を強いる風習、価値観、規範のアップデートが求められる理由

米アマゾンが配送ドライバーの処遇改善のために今後1年間で、米国で4億5000万ドル(約650億円)を投じると発表したそうです。提携先の運輸会社で働くドライバーを対象に大学の学位などを取得できる教育プログラムを導入し、年金制度も提供するといいます。 A…

【サスティナビリティ】持続可能な社会は「脱成長」を受け入れることはできるのだろうか

「多くの企業がサステナブルな製品を開発し、新しいラインアップをつくるけれども、従来のラインアップにプラスオンしてつくるので在庫は増える」と、「すべての企業人のためのビジネスと人権入門」の著者 羽生田慶介氏が指摘します。 そうした企業には、新…

【廃植物油もプラに】増えそうなマスバランス方式を活用した環境配慮型プラスチックス

プラスチックスを製造する化学メーカの脱炭素化に向けての活動が加速しているのでしょうか。 ポリオレフィン系プラのプライムポリマーが、マスバランス方式を用いた環境配慮型製品やリサイクル材の取り扱いを2030年に、20万トン超に増やすといいます。 プラ…

【気候変動】海面上昇の危機、誰がPDCAを回して脱炭素目標をマネージするのか

南極大陸の南極西部にある地球上でも最大規模のスウェイツ氷河が、今後数年間で急速に崩壊する可能性があるといいます。その氷河の大きさはフロリダ州を上回るといいます。これがほんとうに崩落すれば、急激な海面上昇を引き起こす恐れがあるとそうです。 南…

活気づく市場、代替肉が10兆円産業へ

植物肉などの代替肉や代替乳の市場規模が世界で30年に10兆円を超えるといいます。大きな成長市場に育ってきたということでしょうか。 環境意識の高まりや食の多様化、食糧安全保障などがその背景にあるようです。 三菱ケミカルグループが、代替肉の素材ビジ…

ますます深刻化する人手不足、AI、ロボットは問題解決に役立っているか

ロイターの8月の企業調査で、「人手不足」が生じていると回答した企業が半数を超えたといいます。企業はデジタル化など省力化の推進や通年採用、賃金引き上げ、定年延長などの対策を講じているが、対応には限界があるとの指摘も出ているそうです。 8月ロイタ…

GDPとグリーンGDP、それだけでは知り得なくなった個人の豊かさ

4~6月期のGDP 国内総生産の速報値がは、物価変動の影響を除いた実質の調整値で前期比0.5%増、年率換算で2.2%増になったそうです。 実質GDP、3四半期プラス成長 経財相「先行き不確実要素に注意」 | ロイター 個人消費は前期比1.1%増、3四半期連続でのプ…

経済安全保障とSDGs 資生堂はなぜ国内回帰を進めるのか

遠い異国での紛争が心理的にも影響するのでしょうか、エネルギーと食の安全保障が気がかりになります。その解決への期待も高まりましたが、また裏切られた気分です。改善の見込みはなくなったのでしょうか、今後が気になります。 経済安全保障推進法がことし…

遅れを挽回か、関西に大型蓄電所、東南アジアで加速する太陽光発電の設置

関西電力とオリックスが共同で「紀の川蓄電所合同会社」を設立し、関西電力の紀の川変電所の敷地内に蓄電所を設置すると発表しました。 再生可能エネルギーが普及拡大し、今後も拡大していくと予想され、一方で、その弱点を補うためには、電力需要の状況に合…

まだまだ気づいていない「サスティナビリティ」のほんとうの価値

半導体業界では圧倒的なシェアを握るメーカーが数社存在するそうです。半導体の前工程で使われる最先端の露光装置で100%のシェアを握る蘭ASML、また、層間絶縁材料では、味の素ファインテクノが市場をほぼ独占しているといいます。 唯一無二のサプライヤーを…

EVシフトとエネルギー危機、水素エンジン車の市販を検討するトヨタ

トヨタが、EV電気自動車のマニュアルトランスミッション機能の特許8件を米国特許商標庁に申請したそうです。 Forbesによれば、この新しいEVは、オートマチック運転とマニュアル運転の切り替えが可能で、疑似的なクラッチ操作やシフト操作を体感させるといい…

ならぬことが起こってしまう社会、訴えるべきことを間違えていないか

衝撃的な事件が起きました。亡くなられた安倍元首相にお悔やみを申し上げます。 自分の意に沿わない者を短絡的に排除しようとしたということなのでしょうか。ほんとうに怖い話です。 他者を尊重する、利他の心があれば、こんな痛ましい事件は起こらなかった…

続く値上げラッシュ、上がらぬ生産性、伸びぬ賃金、その解決のヒントは米テスラか

東京銀座、変化の激しい街ともいわれ、高級ブランド店が軒を連ねていますが、低価格帯のカジュアルウエアや100円ショップの出店が相次ぎ、一気に増えているそうです。消費者の節約志向やファッションのカジュアル化などの影響があるといいます。 東京・銀座…

古くて陳腐化したものを価値あるものへ、日本橋に青空を、首都高高架の一部撤去始まる、林業の最新化

首都高速道路都心環状線の日本橋区間を地下に移す工事が始まっているそうです。地下トンネルの整備に先立って、江戸橋出入り口の橋桁の撤去作業を進めているといいます。 首都高地下化で見え始めた青空、「地下鉄1両分の重さ」の橋桁一括撤去が進む | 日経ク…

脱ロシア、脱石油でEVシフトは加速するのだろうか

ロシアが天然ガスのパイプライン「ノルドストリーム」の輸出量を約60%削減、これを受けて、ドイツ政府はガス不足に対処する3段階の第2段階にあたる「警報」を発令したといいます。ドイツの企業は影響を免れないようです。 ドイツ、ガス不足で「警報」発令 …

バイオテクノロジーにもデジタル、バイオファウンドリが切り拓く脱炭素

最近になって、○○トランスフォーメーションという言葉がしきりに使われるようになってきました。 それだけ企業の変革が求められているということなのでしょうか。それに加えて、カーボンニュートラル、脱炭素が地球規模の課題といいます。 エレクトロニクス…

半導体産業は再興するか、高専で半導体人材の育成始まる

世界的半導体不足に、脱炭素、それに加え地政学リスクが高まり、日本の半導体産業を再興させる動きが加速し始める。成長が見込める産業が興れば、国に活気が再び戻ることになるかもしれない。 半導体の性能如何でハードウェアの性能が左右され、また半導体は…

円安、カントリーリスクを再評価すれば、サプライチェーンを抜本的に見直すとき

iPhoneなどのアップル製品の生産を九州に誘致するのはどうかと、日本経済新聞が低減する。台湾の半導体受託製造会社TSMC台湾積体電路製造の工場が熊本県で建設が始まり、足下の円安が理由という。 日本製iPhoneいかが 円安をハイテク誘致の好機に: 日本経済…

躓くEV新興のリヴィアン、重く圧し掛かる半導体不足、ヤマトのEVシフトは順調に進むのか

自動車産業の生産遅延はもはや慢性化し、新常態と言っても過言でもなさそうだ。ロイターによると、ホンダは、部品調達や物流の遅延で5月の国内工場稼働率が約8割になる見通しだと発表したという。 米国では、第二のテスラと目されていた「リヴィアン」が半導…

脱ロシアで原子力は必要なのか、活用すべき再エネの成功事例

岸田首相が英ロンドンのシティーで、エネルギーのロシア依存度を低減するためにと、再生可能エネルギーに加え、原子力の活用に言及したという。 一方で、太陽光発電でつくった電気が余る事態が各地で頻発していると日本経済新聞が報じた。再生可能エネルギー…

新たな社会課題か、エネルギー高騰に逼迫する電力需給、増える太陽光に難しくなる需給調整

コロナ渦以前がいかに順風満帆だったのかと、今となればそう思えなくもない。様々なリスクや問題はあったのかもしれないが、様々な危機に直面する現在とは大違いだったのだろう。 順調なときにこそ、「荒天準備」を進めておくべきという言葉があるという。成…