Into The FUTURE

未来はすべて次なる世代のためにある

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

動き出す世界の工場 中国 物流は回復するのか

世界がコロナ一色になっている気がする。そんな中で、2カ月以上続いていた中国武漢の封鎖が一部解除されたとBBCが伝える。 27日夜になり、武漢市に入る道路の封鎖が解除されたと、ロイター通信が報じた。一方、中国国営メディアは、28日に武漢市の地下鉄の封…

アフターコロナの世界は、「ウィズコロナ」ということなんであろうか

SARSが流行したとき、シンガポールに駐在していた。そのとき、多くの欧米系企業の駐在員たちは、流行の兆しがみえたとき、国外退避を始めた。その結果、コンドミニアムの家賃価格の下落が起きた。ちょうどその年、借りていたコンドミニアムの契約更新時期と…

世界が危機に瀕する今こそSDGs 今必要なものを作る企業たち

「需要蒸発」とは過激の言葉だ。ロイターがニュースで使った言葉だ。新型コロナの長期化の懸念が払拭できない。今後の動向が気になり始める。 世界経済がもしマイナス成長に陥るなら、日本経済が受ける衝撃も想像を超えるものになるだろう。すでに国内の観光…

【コロナ対策】動き出したアマゾン、IBM 米政府に協力

新型コロナウィルスの感染スピードにただ驚くだけだ。まさか、欧米までにこんなに拡大するなんて想像にもしていなかった。だが、米大手企業のアクションはやはり早いようだ。 米政府やIBMなどは、新型コロナウイルスのワクチンや治療薬の開発加速に向け、全…

【コロナ禍】かすむモビリティの未来、気になる自動車業界

「コロナショック」で世界経済を牽引する存在だった自動車関連が厳しい環境にあるようだ。中国では、2月の新車販売台数が前年同月に比べて80%減になったという。日本でも10%減になった。 自動車の一大生産拠点であった中国武漢をコロナが襲い、1か月半にも…

サスティナビリティは公共の利益なのか、ラグジュアリーブランドLVMHが消毒剤無償提供

新型コロナウィルスで混乱する欧州で、ラグジュアリーブランドの代表でもあるLVMHが「手指消毒剤をノーブランドで生産、無料提供する」という。少しばかり驚いた。 真の高級ブランドには、最高のレベルで顧客のニーズを満たすことが求められる。LVMHは生産す…

CSRはコンビニを救えないのか 持続可能性から見放されるセブン&アイ 

GEの元CEOジャックウェルチ氏が亡くなられた。20世紀最高の経営者といわれた人である。エジソンを祖とする米GEをゼネラルエレクトリックを世界有数のコングロマリット企業へと成長させた。 これほどの成功はビジネス界では稀有なことだったのかもしれない。 …

都市鉱山を発掘せよ 「e-waste」問題を貴重な金属資源に

e-Waste、電気製品・電子製品の廃棄物のこと。 電気・電子製品の廃棄物には、鉛・カドミウム・水銀などの有害物質を含むものが多く、近年その急増が環境問題として取り上げられ、とくに発展途上国における悪化が問題視されている。日本の家電リサイクル法に…

【コロナショック】サプライチェーンの国内回帰は必要なのか

新型コロナウィルスが世界各地のサプライチェーンに甚大な影響を及ぼしている。震源地中国のサプライチェーンが真っ先に寸断された。人の移動が制限されたことで生産工場があちこちで停止に追い込まれた。 稼働停止した工場も、ここにきてようやく再稼働を始…

【SDGsと広告】SDGs特別賞を新設した「広告電通賞」の募集が始まった

広報や広告の専門家ではないから思うことかも知れないが、「サスティナビリティ」や「SDGs」がメガトレンドになっているのに、広報や広告ではあまり考慮されていないと感じる。 カンヌライオンズでは、2018年にSDGs部門が表彰枠として新たに加わったと聞く。…