Into The FUTURE

未来はすべて次なる世代のためにある

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

EVの未来予想図 中国北京モーターショーとテスラの「バッテリー・デー」 

中国北京市で26日、 世界最大級の自動車展示会 北京モーターショー2020が始まったという。AFPによれば、今年の北京モーターショーは「知恵で未来をけん引」をテーマに、世界初公開車82台、コンセプトカー36台、新エネルギー車160台を含む785台を展示するとい…

【SDGsと水資源】 垂直農業で挑む「水節約」と「ゼロエミッション」

海外記事を読んでは、世界のあちらこちらで、未来を危惧し、行動を起こす人たちがいると気づく。 東南アジアでは、海洋に流出するプラごみの多さを憂い、問題を提起し、活動する人々を紹介する記事が多いと感じる。地域ごとに、現代の矛盾とでいえそうな、そ…

【脱炭素】エアバスの水素航空機コンセプト、米GEは脱石炭火力へ

米GE 石炭火力発電から撤退 それが意味すること 「米GE、石炭火力発電から撤退へ」との共同通信の報道に驚く。GE、米電機大手ゼネラル・エレクトリックは、あのトーマス・エジソンを祖とする。 世界初の商用発電所は、トーマス・エジソンにより建設され、188…

人権問題で揺れる中国 それでも代替肉の米ビヨンドミートは中国をめざす

中国でのウイグル人に対する人権侵害が問題視されている。米政府はウイグル人の強制労働などに関わる企業からの輸入を禁止する措置に動く。スウェーデンのアパレルH&Mは、新疆ウイグル自治区にある工場から間接的な調達があったと指摘を受け、関係する企業と…

進むアパレルの構造改革 大量の売れ残り問題は解決に向かっているのか

苦しい状況になれば生き残りをかけて改革を実行するのが世の常だったりする。ただ思い描くようなV字回復を誰もができる訳ではない。アパレルの名門レナウンが経営破綻したと聞いたとき、名をはせた企業も倒れることがあるのだと改めてそう思った。調べてみれ…

【脱炭素化最前線】バッテリー交換式EVがあってもいいのではないだろうか

2003年に始まったテスラが、こんなに早く時価総額でトヨタを一時的にせよ抜くなんてことは、ほんの少し前までは想像することもしなかったことである。テスラのたゆまぬ努力もあってのことであろうが、外部環境の変化も後押ししたのだろう。 今では、石油メジ…

なぜ「当たり前でないこと」が蔓延する社会になったのか、新内閣は改革を進める

新しい内閣の目指す社会像は「自助・共助・公助、そして絆」だという。その認識の下、地方の活性化、人口減少、少子高齢化をはじめ山積する課題を克服していくことが、日本の活力につながるという。また、新首相は、あたり前でないことを見逃さず、現場の声…

SDGsと中国 対立する持続可能な世界

中国を取り巻く環境がさらに混沌としてきているのだろうか。ここにきて、欧州も中国批判を強めているようだ。 ルールなき世界 14日、EUと中国のオンライン形式での首脳会談があったという。ロイターによれば、EUのミシェル大統領は中国に「利用されない」と…

地方から始まるSDGsに根差した活動 新しい政治はそうしたひとつひとつを活かすべき

国内の製造業がまだ活発だったころ、仕事の関係で日本各地の協力工場に出張することがあった。地方の名産に出会えたり、長い時間電車に揺られて移動することもまた楽しいものだった。わざわざ夜汽車に乗って東北まで移動したこともあった。やがてグローバル…

終わりの始まりか、初の東京圏からの人口流出

東京圏で初の「人口流出」の事態が起きたという。共同通信によれば、7月の外国人を含む人口移動報告で、埼玉、千葉、東京、神奈川の東京圏から他の道府県への転出が転入を上回り、人口流出に当たる「転出超過」となったことが分かったという。2013年7月以来…

空を赤く染める森林火災は危機の予兆か 温暖化対策を急ぐ企業たち

気候変動の影響が深刻化していることはないだろうか。米カリフォルニア州の山火事が拡大しているようだ。メディア各社が火星のような米西海岸の様子を報道する。 北極圏でも森林火災は続いているようだ。AFPによれば、シベリアでは今年1月以降、広範囲で異常…

「Go To」で動き出す日本 赤からオレンジに変わった東京のコロナ警戒レベル

東京都の新型コロナの感染状況の警戒度を示す指標が1段階下がり、レッドカラーからオレンジに変わった。といっても、新規感染者が足元で急激に減じたわけではない。まだ警戒を続けていかなければならないのだろう。 様々な憶測があるのだろうが、23区で続い…

ディズニー映画「ムーラン」問題の深層 なぜ欧米はウイグルを問題視するのか

ディズニーの実写版映画『ムーラン(Mulan)』がSNS上で話題になっているという。 批判される理由は、この映画の一部シーンが、イスラム教徒に対する人権侵害が横行する中国 新疆ウイグル自治区で撮影されていたことが明らかになったことのようだ。 AFPによ…

華やかさとその裏の闇 アベノミクスと様々な評価

アベノミクスに対する評価は様々だ。何が正しいかわからない。 仮に正しい評価があるとすれば、それは歴史ということのかもしれない。アベノミクスの8年余りの歳月も歴史の一部に過ぎない。未来は、良くも悪くもアベノミクスという現実を包含し作られていく…

アパレル危機というが、ほんとうにそうなのか

新型コロナで行動変容が起こった。アパレルはその影響をまともに受けたようだ。名門レナウンの破綻はその象徴なのかもしれない。民事再生手続きでスポンサー企業を探し復活を目指していたが、ブランドを売却したことで、レナウンという会社が消えることにな…

「空の産業革命」 近づくドローンによるラストワンマイル配送と空飛ぶクルマ

8月下旬、SkyDrive(スカイドライブ)が空飛ぶクルマの試験飛行に成功したという。 スカイドライブによると、有人飛行試験は夕刻に行われ、飛行時間は約4分間だったという。機体は1人乗りで、パイロットが操縦したが、コンピュータ制御のアシストにより、飛…

【SDGsと実用主義】 ナイキやユニリーバにみる実例

ジャストシステムが、「マーケターのSDGsへの取り組みに関する実態調査」の結果を公表した。 SDGsを認知している最も多くのマーケターが、SDGsに取り組んでいると聞いて思い浮かぶ企業に、「トヨタ自動車」を挙げたという。次いで「パナソニック」、「サント…