Into The FUTURE

未来はすべて次なる世代のためにある

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

中国でも売上を伸ばすユニクロ 期待したい中国が抱える問題への対応

2600万トン、毎年、膨大な量の衣類が中国では廃棄されている、とブルームバーグが報じる。そのうち再利用もしくはリサイクルに回されるのは1%未満だという。 日本では15億着の衣服が廃棄されているとの報道があった。2600万トンというはどのくらいの枚数に…

持続可能な社会がすぐそこに レクサス初のEVが登場

LEXUSが、初のEV電気自動車モデル「UX300e」の販売を始める(海外で販売開始済)。2020年度分は限定販売135台になるという。商談申込み(抽選)の受付が10月22日から始まった。 (写真:トヨタ) トヨタによると、2025年にはレクサス全車種に電動車を設定し…

力は正義なのか、迷走中国とその焦り

中国の習主席が国連で「二酸化炭素の排出量を30年より前にピークアウトさせ、60年より前に実質ゼロにするよう努力する」と発表したとき、大方の人たちが疑いの目をもったのではなかろうか。何せ、いまだに石炭火力発電所をせっせと増設しているという。 しか…

「脱炭素化」宣言するワケ 企業存続の分かれ道

国の脱炭素化政策がにわかに動き出す。10月下期に入って、動きがさらに活発化してきたのだろうか。 10月9日、TCFDサミット2020の場において、梶山経済産業大臣が「ゼロエミ・チャレンジ企業」を公表したという。上場・非上場企業あわせて320社が「ゼロエミ・…

新しいアイフォンを発表したアップル、アイフォンを作るフォックスコンはEVシフトを進める

アップルのアイフォンなどを製造する世界最大のODM/EMSのFoxconn(フォックスコン)が、台湾の自動車大手と提携すると発表しているとForbesが伝える。 Forbesによれば、Foxconnは1月、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)と合弁会社を設立し…

全く新しいテキスタイル誕生 アディダスの「FUTURECRAFT.STRUNG」

アディダスが、FUTURECRAFT.STRUNG(フューチャークラフト ストラング)という新たなコンセプトを発表した。 (写真:Adidas) 全く新しいテキスタイルが誕生 STRUNGは、編み物でも織り物でもないという。以前に存在するものではない全く新しいものだという…

「実質ゼロ」を目指す豪資源会社と因循姑息な国内石炭火力発電

オーストラリアでは、温室効果ガス排出量の4分の1以上を鉄鋼やアルミニウム、液化天然ガス、その他の金属と化学物質などを扱うサプライチェーンが占めているという。そのサプライチェーンの川上にはこれらの産業に原料を供給する資源会社がある。 BHPグルー…

欧州が導入しようとする「国境炭素税」を学ぶ

ブルームバーグが米石油メジャーのエクソンモービルの内部文書を入手、その中身を公表した。 2025年までに二酸化炭素排出量が17%増加 気候危機といわれる時代において、まだこんな予測をする会社がある。エクソンモービルは二酸化炭素の排出量が世界で最も…

【脱炭素】水素燃料電池のトヨタとミドリムシ バイオ燃料のユーグレナが動く

コロナ渦が起きてすっかり技術動向も変わってしまったということはないのだろうか。それまでのモビリティの世界は「CASE(=Connected コネクテッド, Autonomous 自動運転, Shared & Services シェアリングとサービス, Electric電気自動車)」が声高々に叫ば…

ライバル テスラの背中が遠のく 電動トラックの二コラはなぜ躓いたか

テスラのライバルになると目された二コラが騒動を起こしている。空売り会社のヒンデンブルク・リサーチ(Hindenburg Research)に詐欺だと非難され、株価が下落、創業者トレバー・ミルトン氏が辞任に追い込まれた。そればかりでなく、GMやBPとの提携話まで延…

バイオテクノロジーの世界 ユーグレナが目指す「人と地球の健康」

西武バスが、ミドリムシのユーグレナ社のバイオディーゼル燃料を採用、路線バスに使い始めている。 普通のディーゼルエンジンで使えることがこのバイオ燃料のメリットだが、まだ価格が高価ということもあるのだろうか、通常の軽油と混合して使用しているよう…