Into The FUTURE

未来はすべて次なる世代のためにある

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

もうCSRではない 「脱プラ」「脱炭素」で動き出しているイノベーション

ここ最近はこれといったイノベーションネタが少なくなってきていないだろうか。 5GやIoT、AIの社会実装が始まれば、何か新しい動きがあるのだろうか。景気減速の影響もあるのか、気をひくテクノロジー開発が少ないようにみえる。 一方で、SDGsや気候変動、脱…

「石炭を捨てろ」 それでもJパワーの技術は活きる

何か、Jパワー(電源開発)は間違えていないだろうか。 世界でも、日本でも批判が多くなった「石炭火力発電」にいつまで固執しているのだろうか。「石炭、石炭」と強調すればするほど、人々の心は離れるし、摩擦は増える。 今までに培ったきた最先端のコア技…

日本企業は、アップル、グーグル、マイクロソフトも参加する「CE100」に注目しないのか

アップル、グーグル、マイクロソフトも参加する「Circular Economy 100 (CE100)」という国際イニシアティブがある。このイニシアティブは、「CE: サーキュラーエコノミー」を推進する。 「サーキュラーエコノミー」とは CE100に参加する企業は 新たなビジ…

激戦のフリマ フリマの未来はどうなるの?

フリマ市場でユーザー獲得競争が激化しているようだ。キャッシュレスサービスのユーザー囲い込みということなのだろうか。メルカリが、東大とコラボして、「価値交換工学」の研究に取り組むという。フリマのメリカリが目指す世界とどんなものなのだろうか。

再び「選択と集中」なのか 企業現場の今

かつて、日本の電機は世界を席巻していた。もうだいぶ前の話しだ。その時代、先端を走っていたソニーも長らくエレクトロニクス部門を建て直しできずにいた。東芝はウェスティングハウスとの問題で揺れに揺れた。そうした例に漏れずに多くの電機メーカが凋落…

黒字リストラ 大手の新陳代謝が始まった

経団連の中西宏明会長は日本経済新聞の年頭のインタビューでこんなことを語っていた。 「新卒一括採用、終身雇用、年功序列型賃金が特徴の日本型雇用は効果を発揮した時期もあったが、矛盾も抱え始めた。今のままでは日本の経済や社会システムがうまく回転し…

ESG投資加速 新興テック企業に影響するのか

イノベーションが起こるのは、新興テック企業からとつい思いがちだ。これは認知バイアスだったかもしれない。 IPOを果たした新興テック企業、ユニコーンが苦境に直面しているという。ウーバーの業績がふるわないとか、WeWorkがIPOに失敗したとか、そんなニュ…

脱プラに脱炭素、SDGs グリーンイノベーションの陰

2019年を振り返ってみれば、脱炭素化、脱プラが一気にムーブメントになった。スタバなどからグローバル企業がプラスチックストロー廃止を宣言すると瞬く間に、世界中に広がり、レジ袋の有料化やペットボトルリサイクル問題などへ波及していった。 9月、国連…

SONYらしさが戻ったのか? EVを創ったソニーの未来のカタチ

毎年恒例で米ラスベガスで「CES」が開催される。今年のCES2020で、SONYがEVを発表したと聞いて愕然とした。 2012年ころだっただろうか。秘密裏にソニー内部で小型EVを走らせていた。仔細までは聞くことはできなかったが、どこかのビルの地下駐車場で、そのプ…

好調テスラと苦境のパナソニック そこから見える新しい企業のカタチ

年末年始を挟み、パナソニックの苦境を伝えるニュースばかりだ。売却する事業が相次ぎ、収益の柱を生み出す戦略が見えないとの指摘が多い。不要な事業を整理し、企業組織を新陳代謝させ、強味を活かし新たな成長戦略のもと事業活動する。それが構造改革であ…