Into The FUTURE

未来はすべて次なる世代のためにある

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

コロナ渦のオリンピックとソニー復活が意味するもの

ソニーがTSMC台湾積体電路製造が手を組むようだと報じられる。情報ソースは日刊工業新聞。それによると、経済産業省主導によりソニーと半導体ファウンドリー世界最大手のTSMCが合弁で熊本県に半導体工場を建設する構想が浮上したという。前工程中心で総投資…

【ウッドショック、コモディティ高騰】煩わしいグローバル化からシンプルな持続可能な社会へ

2021年1 - 3月のGDP国内総生産の速報値を内閣府が発表、実質で前期比1.3%減、年率換算で5.1%減になったという。マイナス成長は3四半期ぶり。21年4 - 6月期も2期連続でマイナス成長に陥る可能性があるそうだ。 米国の1 - 3月期のGDP速報値は前期比年率6.4%の…

【SDGsの限界】米中の対立、両国に共通する価値観は作れないのか

国連のオンラインイベントで米英独が、中国のウイグル問題を改めて批判し、「ジェノサイドやめよ」、「われわれは立ち上がって声を上げ続ける」と表明したという。 jp.reuters.com ロイターによれば、中国側の代表は「新疆については何も隠すことはないし、…

【変わるサプライチェーン】気になる米中関係、地政学のはざ間、バリューチェーンのあり方

インドのコロナ危機が深刻だ。感染爆発とそによる医療危機は、インドにアウトソースを進めきた銀行のバックオフィス機能を脅かしているという。 ブルームバーグによれば、UBSはポーランドに業務を移し、ムンバイとプネ、ハイデラバードの従業員計8000人の多…

【数字と根拠】GW期間中ステイホームに協力した人は65%だったという事実

ゴールデンウィーク期間中、多くの都民が「ステイホーム」に協力していたという。 朝日新聞によれば、東京都が開いたモニタリング会議で、自宅から5キロ圏内で生活した都民の割合が、5日までの1週間平均でみると65%という調査結果を公表したそうだ。この数字…

【コロナと不条理】インドの医療用酸素危機と大阪の病床使用率の恐ろしさ

インドが医療用酸素が不足し、危機状況にあるという。現地在住の日本人女性が亡くなり、現地邦人の感染者も約160人となっているという。医療態勢は崩壊しつつあり、通常の医療を受けられない危険性が高まっているという。政府は邦人に対して一時帰国の検討を…

【ファッションとESG投資】ファッションにおける「サスティナビリティ」とは何か

ファッションとESG投資。大量消費、大量廃棄が問題になり、ESG(E:環境、S:社会、G:ガバナンス)から遠いところにいるのがファッション業界なのだろうか。 一方、ファーストリテイリングや良品計画などグローバルに事業を展開する企業はESG投資に早くから…

【見え始めるポストコロナ】ANAの業績は今期黒字に転換するか

ANAがコロナ禍を乗り越え、今期黒字転換の見通しと発表したという。市場予想の936億円の赤字(ブルームバーグ)に対し、280億円の営業利益の黒字を見込むという。 ブルームバーグによれば、航空需要の回復を見込み、航空事業が前期比でほぼ倍となる1兆2040…