Into The FUTURE

未来はすべて次なる世代のためにある

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

【カーボンニュートラル】国内で走る中国製EVバスが脱炭素を先導する日はやってくるのか

中国BYD(比亜迪股份有限公司)、その名前を知ったのはもうだいぶ前のこと。単にBYDに注目してのことだったのか、2次電池(蓄電池)に興味をもっていたからだったのか、その経緯さえよく覚えていない。 その後、米国の投資家ウォーレンバフェット氏が出資し…

【もっと自由な買い物】巨大IT企業は「自由」を奪っているのか 

「売れ筋商品を完コピ」やりたい放題のアマゾンに米政府すら手を出せないワケ」、という記事をSankeiBizが出しています。ダグ・スティーブンス・著、斎藤栄一郎・訳『小売の未来 新しい時代を生き残る10の「リテールタイプと消費者の問いかけ」』(プレジデ…

【脱炭素と鉄鋼】業界再編が進める中国、その理由は規模の追求だけなのか

世界鉄鋼協会の最新のレポートによると、2020年の中国の粗鋼生産量は前年比7%増の10億6500万トンとなり、全世界の生産量に占める比率は56.7%に達したという。中国の増加分だけで他国の減少分の合計を上回ったという。 一方、世界の鉄鋼業界が向こう数年で…

【デジタル&半導体】突き進む中国と出遅れる日本、その差は

中国の電子通信機器メーカー聞泰科技(ウィングテック・テクノロジー)が、オランダ半導体子会社ネクスペリアを通じて、英西部ウェールズで自動車向け半導体を製造するニューポートを買収すると発表しました。 ブルームバーグによると、英国のハイテク産業の…

【脱炭素】注目のパワー半導体素材 GaN窒化ガリウム実用化へ

脱炭素が求められる社会になり、投資の世界でも今やESG投資が当たり前になりつつあります。 脱炭素を加速させようと、それに比例して電化されるものが増え、ますます電力需要も増加することが見込まれているようです。こうした状況を鑑みれば、省エネは今ま…

【中国】政府のデータ管理徹底、海外上場の規制を強化へ

中国配車アプリ最大手の滴滴出行(ディディ)が、中国国家インターネット情報弁公室(CAC)の命令により、アプリストアから除外となるという。米国でIPO直後の当局による命令に衝撃が走っているようです。 投資家にとって滴滴の価値を著しく高めたのは、共産…

「安いニッポン」「貧乏国家」ってほんとうだろうか、それなら低価格を武器にできないのか

英ヘッジファンドのホライゾン・アセットが、日本拠点を6月30日付で閉鎖し、日本株への投資を引き揚げ、中国市場での運用に注力するといいます。 www.bloomberg.co.jp ブルームバーグによれば、新型コロナウイルスが本格化する前のファンドの運用資産残高は…

【SDGs社会のくらしアップデート】パナソニックは新体制に移行、日立は北米に注力か

日立は、北米がこの先数年間で、最も重要な市場になるとみている、そう、ブルームバーグが報じています。 米国政府主導による国内製造業の復興やインフラ整備の取り組みなどが理由のようです。 www.bloomberg.co.jp サプライチェーンの変化の始まりなのでし…