Into The FUTURE

未来はすべて次なる世代のためにある

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

【脱エンジンという英断】ホンダがHONDAらしくあるために

ホンダの三部新社長が4月、「エンジンとの決別」を意味する目標を発表しました。耳を疑いましたが、あまり深く考えずに、聞き流していました。 ホンダの株主総会が23日に開催され、EV電気自動車とFCV燃料電池車に注力する姿勢を改めて示したそうです。 (資…

【センシティブな人権問題】非難が問題解決に結びつくのだろうか

国連人権理事会が22日にオンラインで開催され、日本や米国、欧州など40カ国超が、中国の新疆ウイグル自治区の人権状況について「深刻な懸念を抱いている」との共同声明を発表したそうです。 www.nikkei.com 日本経済新聞によると、現地訪問と調査を受け入れ…

【期待と不安】オリンピックまで1か月、コロナ禍収束予想は年末とのアンケート結果も

東京オリンピックがいよいよ1か月後に迫ってきました。オリンピック出場内定者も続々と決まっているようです。アスリートのみなさんも悩みを抱えながら、迫りくる大会を前に高揚しているようです。大会会場での酒類の提供など、まだまだもめごとが多いように…

【中国の規範】香港リンゴ日報と台湾海峡、北西部では植林活動で気候変動と戦う

中国のことがここ最近、また気になりだします。ネガティブなニュースが増えれば、それなりのことが起きているのでしょうか。急激に悪化することはないかもしれませんが、それはそれで心配です。 香港「リンゴ日報」を業務停止の見通しとロイターが報じていま…

【テスラ変調か】幹部が退職し、株価は下落。それでもマスク氏のビジョンは拡がる

米国では、テスラをはじめとする話題の会社の株価が高値から大きく下落しているという。期待以上に高値にふれれば調整があってもおかしくはないのだろう。 一時のポジティブなニュースばかりでなく、ネガティブなニュースも散見されるようになってきた。テス…

【見直されるバッテリーのサプライチェーン】バッテリー不足が深刻な中国とアップルカー

噂のアップルカーはどこまで進捗しているのだろう。BMWでEV開発を指揮していた新興EV企業Canooの元CEOがアップルに引き抜かれたとのニュースが流れ、「アップルカー」実現に向け前進と、TechCrunchはいう。 プロジェクトが進んでいることの証なのだろうか。 …

【太陽電池とサプライチェーン】米国回帰する太陽光パネルとトヨタが開発する薄くて軽い太陽電池

米国では、太陽光発電システム大手のファースト・ソーラーが、6億8000万ドル(約745億円)を投資し、太陽光発電の製造能力を年間3.3ギガワットに拡大すると発表したという。 www.nikkei.com 日本経済新聞によれば、「国内製造とサプライチェーン(供給網)の…

【変わる国際協調】先端技術開発で、半導体の勢力図は変わるのか

イギリス コーンウォールで開催されていたG7 主要7カ国首脳会議が閉幕した。様々なテーマで議論がなされ、首脳宣言を採択したという。色々気になることはあるが、中国との関係性をどう謳うかが気になっていた。 ブルームバーグによれば、G7は中国に対し、気…

【国のデジタル・半導体戦略】国内半導体産業が復活する道筋になるのか

半導体不足が、まるでコロナ渦のようになかなか収束しそうにない。火災で生産停止したルネサスの工場が復旧すれば解消するかと思ったが、どうやらそうでもなさそうである。 米半導体大手インテルのゲルシンガーCEOは、「半導体不足が解決するまでには数年か…

【脱炭素と半導体】混乱する台湾、半導体産業を揺るがす

世界的な半導体不足もあって、ことさら台湾のことが気になるようになった。ワクチン不足で新型コロナの感染者数が急増し始めた5月、 台湾にとって「目下必要になるのはワクチンだ」とブルームバーグが報じた。 www.bloomberg.co.jp 台湾の公衆衛生上の緊急事…

産業界でCO2排出量の半分を占める鉄鋼は「脱炭素」をどう進めるのか

二酸化炭素の排出量が減り、地球温暖化が少しでも緩和され、気候が穏やかになることを願ってやまない。国が掲げたカーボンニュートラル目標が少しでも早く実現して欲しい。 日本が排出する温室効果ガスのうち約9割がCO2二酸化炭素だそうだ。CO2の排出量の約4…

【コモディティ市場に異変】中国の影響力が薄れることはあるか

コモディティ市場に異変が起きつつあるのだろうか。「中国は商品相場を思いのままに動かす能力を失い、価格の急騰を抑えようとする同国の取り組みは実を結ばない可能性が高い」とブルームバーグが報じる。 www.bloomberg.co.jp 「米国を中心に先進国の景気が…