プーチンによるウクライナでの戦争が続いている。150万人にも及ぶ人々が国を追われ、隣国に避難している。この戦争をいったい誰が止めることができるのであろうか。
ロシアに課した経済制裁による悪影響を押し寄せてくるのだろうか。原油価格は高騰し続け、さらに欧米はロシア産原油の禁輸にも踏み込む動きのようだ。
ブレント原油先物が一時139ドル台-ロシア産禁輸協議で供給不安 - Bloomberg
東京株式市場で、日経平均が大幅に下落している。原油先物市場の急騰が嫌気されているという。
プーチン大統領はいつになったら振り上げた拳を下ろすのだろうか。プーチンが満足する結果は、国際社会と相容れない。仮にプーチンが満足することがあるなら、それによって、また違う危機が生まれ、厳しい状況が続くのだろう。
先を予想してみても、あまり意味がないのかもしれない。どっちに転んでも、状況がすぐに好転することは望めそうにもない。
この戦争はどう終わることになるのだろうか。欧米支援なくしてウクライナにロシアを押し返す力はないのだろう。欧米はさらに一歩、踏み込むことになるのだろうか。
米国民、ロシア産石油購入停止や飛行制限設置支持=調査 | ロイター
経済制裁によってロシア経済が疲弊し、戦争を継続できなくなり、撤退するのが理想なのかもしれない、しかし、期待される制裁の効果はいつになったら現れるのだろうか。
いずれにせよ、今の第一優先は戦争を止めることなのだろう。
イスラエルの首相やトルコの大統領が仲裁に動き出しているようだ。落としどころを見つけるのは難しそうだ。ただ仲裁無くして、この戦争が停戦に向かうことはないのかもしれない。諦めずに継続すべきなのだろう。
戦争が終わらせないと、いつまでもこの重苦しい状況から脱することはできないのだから。