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1月7日、今日という日の記録 メディアの矜持はどこに

 

  ジョンソン英首相とBBCがコロナ対策でやり合う。そんな動画シーンをBBCがツィートする。江川紹子さんは、「キャスターの向こうにいる国民に語りかけているのだろう」と、リツイートする。 

 

 

 激しく首相を追求するのは、公共放送としての矜持なのだろうか。

 

メディアの矜持

 1月4日の首相の年頭記者会見に参加し、質問に立った江川紹子氏は、この会見のあり方に疑問を投げかけ、ジャーナリズムの堕落という。江川氏は、Business Journalで、中曾根康弘首相当時の記者会見の様子を調べ、今日の記者会見の問題を指摘する。

記者は、いわば国民の代理人だ。国民にはいろんな立場、考えの人がいるのだから、質問する記者もできるだけ多様であり、多くの記者に質問機会があることが望ましい。曖昧な答えや答弁漏れには、当然“更問い”が行えるようにしなければならない。やりとりを重ねて、首相が官僚の作文を読むだけでなく、首相自身の言葉で自らの考えを述べてもらうように努めるのが、記者会見における記者の仕事だ。 (出所:Business Journal)

biz-journal.jp

 メディア、記者の矜持ということであろうか。

 今このコロナ渦、コロナ災害は危機と呼んでいいのだろうか。もしこれを危機と呼ぶなら、記者対首相の真剣なやり取りがなされなければならないのかもしれない。

 国民のために働く内閣というのであれば、江川さんが言う通り国民の代理人である記者に真摯に向き合うのが筋なのだろう。

 

 

 緊急事態宣言

 今日の夕刻には緊急事態宣言が発出されるという。メディアはどんな報道を始めるのだろうか。惑わす報道は慎むべきではなかろうか。コロナが拡大しての緊急事態宣言だ。コロナが収束に向かえば、宣言は解除される。喫緊の課題はコロナの抑制だろう。そして、政府は国民の生命と財産を守っているのか、事業者は従業員と顧客の便益を守っているのか。不正を働く輩はいないのか。こうしたことを現実に沿い、事実として報道して欲しいものだ。

 

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1月7日、今日という日の記録

 今日の東京のコロナ感染者が2000名を超える見込みだと公共放送のNHKが報じる。通信社の共同通信は、新型コロナウイルス感染拡大に関連した解雇や雇い止めは、見込みを含めて6日時点で8万121人に上ったと厚生労働省が明らかにしたと伝える。 

this.kiji.is

 

 世界3大通信社のひとつAFPは、米主要メディアが、トランプ政権の閣僚らが6日、合衆国憲法修正25条に基づいたトランプ氏の大統領の即時罷免について協議したと報じたと伝える。

www.afpbb.com

 

 1月7日、メディアは混沌とした世界を伝え始めている。気がかりなニュースが増える。少しばかり心配にもなる。