Into The FUTURE

未来はすべて次なる世代のためにある

大規模停電から学ぶべきこと

 

 東日本大震災での原発事故や大規模停電を経験して、否が応でも社会インフラに関心を持つようになった。

 

 ワイヤレス電力伝送というと、ワイヤレス充電のイメージが強い。もっと広く利用でしてもらうにはどうすればよいかと考えた時、太陽光+蓄電池+ワイヤレスとのアイデアがあった。

とくに目新しいものではなかった。 その時、すでにアフリカで日本のベンチャーが、太陽光+蓄電池+灯り or スマホ充電ということで、無電力地域にこの小さなシステムをソーシャルビジネス的に展開していた。

 このしくみの電気の出口をワイヤレスにするだけで、利便性を向上させることができると思った。蓄電池とワイヤレスを一体化できれば、さらに利便性が向上する。

 

 日常の生活を考えた時、最低限必要なに、灯かり、熱、スマホがある。まずはこうしたものを対象にしたワイヤレスの世界が出来上がればと思った。

 

 アップルがワイヤレス充電を採用して以来、標準化されたように多くの機種のワイヤレス充電が採用された。太陽光付きモバイルバッテリーも登場し、ワイヤレス充電に対応している。普段使いばかりでなく、アウトドアや防災グッズとしての利用も可能だ。これに加えて、ワイヤレスで作動する灯かりや熱源となるものがあれば、災害時の利用価値がさらに向上する。

 

 地球温暖化の影響なのかもしれないが、激甚災害が増え、大規模に停電するケースが増えてきた。こうしたことを経験した地域では太陽光の利用が増えるという。こういうニュースを聞くと、「よかった」とほっとする。その有用性が浸透性してきたと思う。

 家の中をワイヤレス化することは理想だが、まだそこまでには至らない。それを小さなパッケージシステムにできれば、防災やアウトドアで役立つ。また、それをアフリカなどの無電力地域にもっていくこともできる。

 

少しばかり起業が早すぎたのかもしれない。当時はなかなか理解してもらえずにいた。自分たちの能力の問題も当然あったことではあるけれど。

中日新聞を読んで改めてそんなことを考えた。

www.chunichi.co.jp

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最後までお読みいただきありがとうございました。