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ビジネス・グローバル

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シャープ、鴻海による買収はマイナスだったのか 〜鴻海の強みとのシナジー不足はなかったのか

シャープの元社長である町田勝彦氏が日本経済新聞のインタビューで、2016年の鴻海(ホンハイ)精密工業による買収について「マイナスだった」と発言していました。 シャープ元社長の町田勝彦氏、鴻海による買収「マイナスだった」 - 日本経済新聞 買収直後の…

「世界に挑む」日本の宇宙産業:H3ロケット9号機の打ち上げ成功と次なる火星衛星探査ミッション — 日本は本当に世界と戦えるのか

JAXA 宇宙航空研究開発機構のH3ロケット9号機が打ち上げられ、日本版GPS「準天頂衛星システム(みちびき)」を予定軌道に投入され、今回の打ち上げは成功を収めた。さらに今年末には、火星の衛星フォボスからのサンプルリターンを目指す探査計画「MMX」とい…

日本のためにゼロから「爆速開発」された中国BYD軽EV「ラッコ」 — なぜ注目が集まるのか

日本の自動車産業における「聖域」とも呼ばれる軽自動車市場に、地鳴りが響いている。中国のEV大手・BYDが投じた軽EV「ラッコ(RACCO)」に注目が集まっているからだ。 BYDの軽EV「ラッコ」受注が700台超 7月販売は125台 - 日本経済新聞 日本の軽自動車で最…

経済産業省が主導するAI国家プロジェクト「FRONTia(フロンティア)」 ― 国産フィジカルAIは成功するのか

ソフトバンクは、大阪府堺市のシャープ旧工場跡地に国内最大級の「大阪堺AIデータセンター」の構築を進めている。この拠点を「データセンター」「AIサーバー製造」「次世代バッテリー製造」の3本柱で一体化させ、AIインフラの国産化と電力安定供給を自社完結…

国策AI「FRONTia」はものづくり日本を復活させるのか ── 巨大連合「Noetra」が抱える3つのリスク

トヨタ、ホンダ、ソニーグループ、ファナック──そうそうたる国内大手44社が出資し、発足した新会社「Noetra(ノエトラ)」。国産の人工知能(AI)基盤を開発、AIで機械やロボットを動かす「フィジカルAI」の普及を推進する。 「フィジカルAI」、国産で巻き…

調達部門の9割効率化と『最後の聖域』 〜AIエージェントがもたらす購買業務の自動化

いま、企業の調達業務はAI(人工知能)の活用によって、これまでにない巨大な転換期を迎えているといいます。 その象徴とも言えるのが、製薬大手である塩野義製薬の動きです。同社は「調達業務の9割は効率化できるのではないか」という極めて高い期待を寄せ…

「フラット化する世界 2.0」 ─ 生成AIの台頭と経済安全保障、武器化する経済のはざまで

私たちは今、世界がいくつかのブロックに分断されていくプロセスを目撃している。関税の掛け合い、政治主導によるサプライチェーンのデカップリング、そして「経済安全保障」という名のもとでの囲い込み。トーマス・フリードマンが描いた「フラット化する世…

経済のブロック化と「クッションあるグローバル化」の並立を模索するとき

ジャーナリストのトーマス・フリードマンが「フラット化する世界」を執筆した2005年当時、経済は世界を豊かにし、国同士を仲良くさせるための「平和の道具」だった。「経済的に相互依存(フラット化)すれば、国同士は戦争をしなくなる(マクドナルド理論な…

経済の武器化 ― 知能の囲い込みと新たなチョークポイント

生成AIは言語やスキルの壁を無効化し、世界を再び強烈にフラット化しようとしている。インターネットを介して駆動するソフトウェアの論理からすれば、知能のネットワークに国境線など本来は存在しないはずだ。 しかし、このソフトウェアの理想主義の前に、動…

フラット化する世界と武器化する経済 ― その最前線に立たされる日本

ジャーナリストであったトーマス・フリードマンのベストセラー『フラット化する世界』(2005年)で描かれた未来予測は、かつて、一つの巨大な「希望」として世界に受け入れられた。IT革命とインターネットの普及によって、国境や地理的な距離、言語の壁は無…

【世界の半導体株連鎖下落】Appleの「中国製メモリー調達」から学ぶ世界標準の調達力 〜新規品採用のリアリズム~

米アップル(Apple)が、中国のメモリー大手である長鑫存儲技術(CXMT)からDRAMを、長江存儲科技(YMTC)からNAND型フラッシュメモリーを調達することを検討している方向との報道が流れ、主要メモリー企業の株価が下落しました。 Appleが中国からメモリー調…

AIに賭けるソフトバンクを読み解く:2027年のデッドライン、孫正義氏は「イーロン・マスク」を超えられるか

ソフトバンクグループ(SBG)の株主総会で孫正義氏が「人工超知能(ASI)」について語っていました。 ソフトバンク、27年度にAIサーバー製造参入 シャープ堺工場跡に拠点 - 日本経済新聞 シャープ堺工場跡地をAI関連の「ものづくり(製造業)」への拠点とし…

生産革新、米中の既視感 ― 早すぎたソニーの「2時間圏内サプライチェーン」

AI時代の「生産革新」 〜ジェフ・ベゾスの「プロメテウス」と米国の再工業化から、日本の製造業は何を盗むべきか〜

製造業のリアル:中国の圧倒的な「物量」に、アメリカの「OS」でどう対抗するか

AI時代の「生産革新」 〜ジェフ・ベゾスの「プロメテウス」と米国の再工業化から、日本の製造業は何を盗むべきか〜

米国の「再工業化」その光と影:復活の街で胎動する、もう一つの「産業革命」

AI時代の「生産革新」 〜ジェフ・ベゾスの「プロメテウス」と米国の再工業化から、日本の製造業は何を盗むべきか〜

なぜアマゾン創業者ジェフ・ベゾス氏は「チャットボット」を無視するのか:410億ドルAI「プロメテウス」の正体

AI時代の「生産革新」 〜ジェフ・ベゾスの「プロメテウス」と米国の再工業化から、日本の製造業は何を盗むべきか〜

「AI脅威論」とAmazon創業者ベゾス氏の「労働力不足論」 ― 激変する「米中」の製造業、日本の現実

AI時代の「生産革新」 〜ジェフ・ベゾスの「プロメテウス」と米国の再工業化から、日本の製造業は何を盗むべきか〜

バイオ研究とAIの活用 ─ AIが書き換える「微生物設計」のルール

バイオものづくり(合成生物学)の世界において、特定のプラスチック原料や高品質な繊維、あるいはSAF(持続可能な航空燃料)を高効率に生み出す微生物の発見と改良は、これまで熟練の研究者が何年もかけて実験を繰り返す「勘と経験」の世界だった。 しかし…

USスチール買収から1年 ― なぜ日本製鉄は黒字化に成功したのか、そこから学ぶべきこと

日本製鉄が米大手のUSスチールを買収して1年が経過しました。オールドエコノミー、そして日本的経営(JTC)の代表格と目されてきた日鉄が、少子化と人口減少が進む日本市場を見据え、生き残りをかけて海外に活路を求めたこの巨大な挑戦は、いまやあらゆる産…

スペースXを追う国産ロケット「H3」 — プラットフォームなき技術はどこへ向かうのか

2026年6月12日、JAXAは国の大型基幹ロケット「H3」6号機の打ち上げに成功し、最も低コスト化しやすい新形態での実証を完了しました。今回の6号機は、固体燃料の補助ロケットブースターを搭載せず、主エンジン3基のみで飛行する「30形態」と呼ばれるタイプで…

ヤマダ・エディオン統合:突如として誕生した「2.5兆円の巨大連合」 ― ニトリ バリューチェーンからの考察(後編)

家具SPAの王者「ニトリ」との対比 家電量販店各社が生き残りをかけて「製造小売(SPA)化」を急ぐとき、常にその視線の先にあり、絶対的なロールモデルとされているのが、家具・インテリアの覇者「ニトリ」である。 ニトリのバリューチェーンは、驚異的なま…

経済安全保障とは ― 中国のレアメタル対日輸出ゼロで問われる「リスク管理」

私たちの生活インフラの根幹を揺るがしかねないニュースが、相次いで報道されています。一つは、ハイテク産業の心臓部に関わるファクトです。 2~4月レアメタル対日輸出ゼロ 中国規制、代替で価格3倍 | NEWSjp 中国による安全保障名目の輸出規制強化に伴い、…

「AI植民地」というレトリック ― 政治が誘導する二項対立の先に潜む本当の危機

現在国会で審議が続いている個人情報保護法の改正案(令和8年改正案)を巡り、メディアの報道がにわかに熱を帯びています。ここへきて大々的に報じられ始めた背景には、私たちのプライバシーの根幹を揺るがしかねない「ある決定」が公になったためです。 病…

煽られる二項対立 — 世界ルールを利用する中国と日本の内向きの国力論

自民党内に「国力研究会」という勉強会が結成された。高市首相を全面的に支えるため、首相が掲げる基本理念である「積極財政」や「危機管理投資」を理論的に後押しする勉強会としての性質を持つという。 非主流派参加、目的曖昧に 「大政翼賛会」批判も―自民…

解体される企業 — 外資PE vs 政府系マネーの防衛戦

著名投資家のウォーレン・バフェット氏による日本の五大商社への投資から、日本市場の風景は一変した。海外ファンドの流入が勢いづき、その光が強くなるほど、自力での構造改革を先送りし、国策の温室に安住して「変化の作法」を失った伝統的製造業や重工業…

日本市場の二面性 — バフェットが視た商社の知性と、製造業の「政商的」停滞

投資の神様 ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイによる日本の五大商社への投資の成功は、グローバルな投資マネーの視線を180度変え、これまで見過ごされていた日本市場を「お宝探しの場」へと変貌させる巨大な引き金(バフェット・エフェ…

なぜ改革を拒むのか — 「延命」という名の思考停止、茹でガエル化した日本の重工業

日本政府が主導する「AZEC(アジア・ゼロエミッション共同体)」構想を旗印に、アンモニア混焼技術を東南アジアで推進する日本の重工業界。メディアが描く「現実的な移行」という耳ざわりの良いフレーズに守られたその姿は、一見、国内の巨大な雇用とサプラ…

東南アジアのリアル ― 広がる警戒感、「日本の既得権益の押し付け」への反発

日本の官民が一体となって強力に推進しているエネルギー戦略「AZEC(アジア・ゼロエミッション共同体)」構想。日本の重工業界が誇る「アンモニア・水素混焼技術」の東南アジアへの輸出がその象徴だ。既存の石炭・ガス火力発電設備を丸ごと廃棄するのではな…

東南アジア エネルギー政策における報道のねじれ — 報道の「偏り」と「中立性」

私たちが日々目にする経済ニュースの裏側で、いま、奇妙な「ねじれ」が存在している。その歪みが最も顕著に現れているのが、東南アジアにおけるエネルギー政策を巡る報道の現場だ。 国内の主要経済紙を開けば、そこには日本が主導するAZEC(アジア・ゼロエミ…

ナフサショック~エチレン稼働率70%の現実:政府のやっている感と現場の乖離

ナフサショックに対する政府の対応を見ていると、「やってる感」の演出が過ぎるなとの印象をぬぐえません。現場の実態から乖離した「的を射ない指示の乱発」というリーダーシップの機能不全です。 では、なぜ政治のトップは、的外れな命令を繰り返してしまう…