Into The FUTURE

未来はすべて次なる世代のためにある

2026-06-01から1ヶ月間の記事一覧

押し寄せる外資 ― サイバーセキュリティ・ドローンに見る現実、17の成長分野「370兆円」の虚像

政府が提示した、2040年度までに官民で総額370兆円を投じるという「戦略17分野」のグランドデザイン。その広大な地図を広げたとき、私たちの視線は「どこに強い日本を作る成長の種があるのか」という探索へと向かう。しかし、直近の二つの生々しい…

生産革新、米中の既視感 ― 早すぎたソニーの「2時間圏内サプライチェーン」

AI時代の「生産革新」 〜ジェフ・ベゾスの「プロメテウス」と米国の再工業化から、日本の製造業は何を盗むべきか〜

製造業のリアル:中国の圧倒的な「物量」に、アメリカの「OS」でどう対抗するか

AI時代の「生産革新」 〜ジェフ・ベゾスの「プロメテウス」と米国の再工業化から、日本の製造業は何を盗むべきか〜

米国の「再工業化」その光と影:復活の街で胎動する、もう一つの「産業革命」

AI時代の「生産革新」 〜ジェフ・ベゾスの「プロメテウス」と米国の再工業化から、日本の製造業は何を盗むべきか〜

なぜアマゾン創業者ジェフ・ベゾス氏は「チャットボット」を無視するのか:410億ドルAI「プロメテウス」の正体

AI時代の「生産革新」 〜ジェフ・ベゾスの「プロメテウス」と米国の再工業化から、日本の製造業は何を盗むべきか〜

「AI脅威論」とAmazon創業者ベゾス氏の「労働力不足論」 ― 激変する「米中」の製造業、日本の現実

AI時代の「生産革新」 〜ジェフ・ベゾスの「プロメテウス」と米国の再工業化から、日本の製造業は何を盗むべきか〜

バイオ研究とAIの活用 ─ AIが書き換える「微生物設計」のルール

バイオものづくり(合成生物学)の世界において、特定のプラスチック原料や高品質な繊維、あるいはSAF(持続可能な航空燃料)を高効率に生み出す微生物の発見と改良は、これまで熟練の研究者が何年もかけて実験を繰り返す「勘と経験」の世界だった。 しかし…

USスチール買収から1年 ― なぜ日本製鉄は黒字化に成功したのか、そこから学ぶべきこと

日本製鉄が米大手のUSスチールを買収して1年が経過しました。オールドエコノミー、そして日本的経営(JTC)の代表格と目されてきた日鉄が、少子化と人口減少が進む日本市場を見据え、生き残りをかけて海外に活路を求めたこの巨大な挑戦は、いまやあらゆる産…

離島から始まり本土に拡大する「自立型電力網」マイクログリッドのメリット

日本のエネルギーシフトの最前線は、離島など地方で静かに、しかし劇的に動いています。 久米島で海洋温度差発電、喜界島は小規模電力網 離島で脱炭素実証 - 日本経済新聞 沖縄県久米島では、深海と表層の温度差を利用して24時間安定して発電する「海洋温度…

スペースXを追う国産ロケット「H3」 — プラットフォームなき技術はどこへ向かうのか

2026年6月12日、JAXAは国の大型基幹ロケット「H3」6号機の打ち上げに成功し、最も低コスト化しやすい新形態での実証を完了しました。今回の6号機は、固体燃料の補助ロケットブースターを搭載せず、主エンジン3基のみで飛行する「30形態」と呼ばれるタイプで…

黒字リストラの欺瞞と「人を活かす」経営 ― どれほど優れたモデルも、動かすのは「人間」である

ヤマダ・エディオン統合「2.5兆円の巨大連合」④ ― 黒字リストラの欺瞞と「人を活かす」経営:どれほど優れたモデルも、動かすのは「人間」である

環境という「コスト」を「最強の利益源」に変える視点 ― 静脈物流のプラットフォーム化

ヤマダ・エディオン統合「2.5兆円の巨大連合」③ ―環境という「コスト」を「最強の利益源」に変える視点:静脈物流のプラットフォーム化

ヤマダ・エディオン統合「2.5兆円の巨大連合」② ― 量販店と電機メーカーが協業する時

前回までに見てきたように、日本の家電量販店が描くPB商品強化「ニトリのような製造小売(SPA)モデル」には、家電固有の「10年火を吹かない安全性を担保する」という信頼性工学の厚い壁が立ちはだかっている。一方で、その高い壁を築き上げてきた国内電機メ…

ヤマダ・エディオン統合:突如として誕生した「2.5兆円の巨大連合」 ― ニトリ バリューチェーンからの考察(後編)

家具SPAの王者「ニトリ」との対比 家電量販店各社が生き残りをかけて「製造小売(SPA)化」を急ぐとき、常にその視線の先にあり、絶対的なロールモデルとされているのが、家具・インテリアの覇者「ニトリ」である。 ニトリのバリューチェーンは、驚異的なま…

ヤマダ・エディオン統合:突如として誕生した「2.5兆円の巨大連合」 ― バリューチェーンの現実(前編)

日本の家電流通業界に激震となるニュースが流れました。業界首位のヤマダホールディングスと、エディオンが経営統合に向けて基本合意したという一報である。 ヤマダ・エディオン、人口減が促すライバル統合 小売りメガ再編号砲 - 日本経済新聞 両社の売上高…

経済安全保障とは ― 中国のレアメタル対日輸出ゼロで問われる「リスク管理」

私たちの生活インフラの根幹を揺るがしかねないニュースが、相次いで報道されています。一つは、ハイテク産業の心臓部に関わるファクトです。 2~4月レアメタル対日輸出ゼロ 中国規制、代替で価格3倍 | NEWSjp 中国による安全保障名目の輸出規制強化に伴い、…

「AI植民地」というレトリック ― 政治が誘導する二項対立の先に潜む本当の危機

現在国会で審議が続いている個人情報保護法の改正案(令和8年改正案)を巡り、メディアの報道がにわかに熱を帯びています。ここへきて大々的に報じられ始めた背景には、私たちのプライバシーの根幹を揺るがしかねない「ある決定」が公になったためです。 病…

「色」が消えはじめる売り場 — ナフサショック 官邸と現場の実感はなぜ乖離するのか

私たちの日常の風景から、確実に「色」が消え始めています。 共同通信などが報じたところによれば、不二家は「カントリーマアム」や「ホームパイ」といった主要なお菓子10品目のパッケージについて、使用する色数を削減し、商品名のロゴ部分を白黒基調にする…

煽られる二項対立 — 世界ルールを利用する中国と日本の内向きの国力論

自民党内に「国力研究会」という勉強会が結成された。高市首相を全面的に支えるため、首相が掲げる基本理念である「積極財政」や「危機管理投資」を理論的に後押しする勉強会としての性質を持つという。 非主流派参加、目的曖昧に 「大政翼賛会」批判も―自民…

解体される企業 — 外資PE vs 政府系マネーの防衛戦

著名投資家のウォーレン・バフェット氏による日本の五大商社への投資から、日本市場の風景は一変した。海外ファンドの流入が勢いづき、その光が強くなるほど、自力での構造改革を先送りし、国策の温室に安住して「変化の作法」を失った伝統的製造業や重工業…