発表されたばかりのテスラの電動ピックアップ サイバートラックに予約注文が殺到、20万台に達したとForbesが伝える。
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— Elon Musk (@elonmusk) November 25, 2019
Cybertruck is our last product unveil for a while, but there will be some (mostly) unexpected technology announcements next year
— Elon Musk (@elonmusk) November 24, 2019
マスクによるとサイバートラックは、テスラにとって“当面の間” 、最新プロダクトという位置づけになるが、来年には「顧客らが予想もしない新たなテクノロジー」をアナウンスするという。(出所:Forbes)
Cybertruck pulls F-150 uphill pic.twitter.com/OfaqUkrDI3
— Elon Musk (@elonmusk) November 24, 2019
そのテスラにリチウムイオン電池を供給するパナソニックが中期経営計画の基本方針を発表したと日経ビジネスが伝える。
新しい成長の柱にしようとした電池や車載機器などの車載事業が伸び悩んだことが最大の誤算だろう。津賀社長もこう話す。「安定している既存事業に加え、車載事業を成長事業にかぶせようとした。しかし、それでは将来の絵が描けない」背景には、技術革新のスピードが速まり、社会構造そのものも大きく変化していることがある。例えば、クルマも「保有するモノ」から「共有(シェア)するモノ」へと変わりつつある。だからこそ「変化に応じて全体の考え方を変えていかなければならない」と津賀社長は言う。これまで安定的に稼いできた既存事業ですら、どんな変化の波が押し寄せるか分からない。成長すると期待する事業を立ち上げても、結局は社会の変化のスピードの方が速く、すぐに古びた事業になってしまうかもしれない。(出所:日経ビジネス)
日経ビジネスでは触れられなかったテスラとの関係を日経XTECHは伝える。
テスラは中国上海に新工場を建設するが、パナソニックは今のところ電池事業での中国進出はないという。当面は、米国テスラの工場ギガファクトリーでの電池生産に注力、生産能力の向上に努めるという。
テスラのモデル3の立上げの遅れもあり、テスラとパナソニックの関係に変化があるとの報道も多い。そうみれば、都賀社長のコメントはよく理解できる。
「中国で製造している電池メーカーの製品を採用されるのか、米国のギガファクトリーから電池を運ばれるのかはテスラが決めること」(出所:日経XTECH)
写真出所:テスラホームページ Cybertruck | Tesla
パナソニックは、このサイバートラックの予約状況をどうみるのだろうか。
クルマも「保有するモノ」から「共有(シェア)するモノ」へと変わりつつある。だからこそ「変化に応じて全体の考え方を変えていかなければならない」と津賀社長は言う。(出所:日経ビジネス)
サイバートラックがこのまま順調に予約を伸ばすのか、モデル3の立上げが遅れた事実を考えれば、テスラに未知数の部分が多いのも事実だろう。
テスラとパナソニックの関係に変化はあるのだろうか。モデル3の遅れで、蜜月関係にひびが入ったとも言われる。また蜜月を取り戻するのだろうか。興味が益々深まる。
サイバートラックを見ていると、クルマの未来がますます気になるようになった。
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