二律背反。中国は不思議な国である。相反する2つの命題に同時に取り組むように見える。
中国国内では、経済活動によりPM2.5や砂漠化の問題が起き、海外でも有害物質やごみの海洋投棄の問題を引き起こしている。
一方で、中国国内では、砂漠化対策で緑化が着々と進んでいる。
中国では、植樹プログラム「緑の万里の長城」などの植樹活動や森林保護によって緑地の42%を森林が占め、耕地は32%となっている。また、中国、インドともに耕地面積は2000年以降それほど変化していないものの、集約農業によって、年間の食料生産量は35%以上増加している。
とNewsweekは伝える。
中国の西の果て、敦煌では、地下水脈が回復したり、千上がっていた湖が復活したりしている。敦煌周辺で水利工事を行った結果だという。
Newsweekは『人類には立ち直る力があることを示すものだ』と伝えるが、
常に、
自然を回復させる力 > 自然を破壊する力
の関係が成り立っていなければならない。
中国には二律背反する2つの力が存在する。どちらの力が勝っているのだろうか。
写真出所:WikimediaCommons File:Earth Eastern Hemisphere.jpg
NASA Blue Marble of the Earth's Eastern Hemisphere
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Earth_Eastern_Hemisphere.jpg
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