Into The FUTURE

未来はすべて次なる世代のためにある

AI 第一人者の警鐘、規制、見えてきた次なる人工知能「汎用AI」

GAFAなど米巨大ITの成長が緩やかになり、AIが次の成長の糧になるといわれています。米グーグルの対話型AI「Bard(バード)」の日本語対応が始まりました。また、グーグル検索の新機能として、「サーチ・ジェネレーティブ・エクスペリエンス」と呼ばれる新た…

脱炭素、食料自給率低下、求められる課題解決、進まないイノベーション

ものごとにはやはりトレンドがあって、はまれば資金も人も集まりますが、そうでないと理解を得るための苦労が続くものです。DX、脱炭素のアンモニア、原子力、半導体、軍需産業、人的資本経営など、例をあげたらきりがありませんが、みな官製トレンドのよう…

【EVシフト】遅れを挽回するトヨタ、広報活動の変化、変わらぬ「カイゼン文化」

「トヨタ自動車」、言わずと知れた世界最大の自動車メーカのひとつで、日本が代表するグローバル企業です。 環境団体からは、HVハイブリッド車を主に販売していることから、脱炭素への取り組みの甘さを指摘されています。メディアは各国における規制や、米テ…

「ゆるい職場」不満を抱える若者たち、日本を脱出し中国で重宝がられるシニア技術者

働き方改革による労働時間の制限により労働環境は改善したはずなのに、なぜか若者の早期離職が増えているといいます。 「今の職場、『ゆるい』んです」「ここにいても、成長できるのか」、そんな不安をこぼす若者たちがいるそうです。 新卒3年以内に3割が離…

G7で合意した重要鉱物の供給網見直し、中国メーカと提携して電池材料の工場を建設する独VW

G7の気候・エネルギー・環境相会合で、脱炭素で需要が増大する重要原材料の第三国依存を見直す方針で合意したそうです。 脱炭素鉱物に中国支配のわな 日米欧は供給網見直し急ぐ - 日本経済新聞 記事によれば、オーストラリアで産出されるリチウム鉱物の9割が…

【ソーラーシェアリング】社会課題解決する太陽光発電、再エネ拡大、耕作放棄地活用、農業振興

ドイツの原発が稼働を終えたといいます。60年あまりにわたった原発政策に区切りが付いたそうです。廃炉などの後処理が10~15年続くといいます。 ドイツ、15日に全原発停止 再生エネ注力も課題山積―後処理「100年かかる」:時事ドットコム 記事によれば…

【DXの社会実装】生産性の向上ために、養豚DX、農業DX

SaaSスタートアップに注目が集まり、乱立するようになりましたが、DX:デジタルトランスフォーメーションはどこまで進んだのでしょうか。課題の生産性改善はどのなのでしょうか。広く社会に影響を及ぼすようなインパクトにはまだ至っていないのでしょうか。 …

【日本市場への投資】続く厳しい現実、来日したバフェット氏は日本に何を期待しているのか

「投資の神様」、米投資会社バークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェット氏が来日しました。日本企業に関心を寄せているのでしょうか。それとも円安の今なら投資のチャンスと見ているのでしょうか。 バフェット氏、伊藤忠CEOと面談 日本への投資「資金…

【生産革新】まるで日本企業のようにコスト半減に挑戦するテスラ

パナソニックとソニーの有機EL事業を統合して2015年に発足したJOLEDが、民事再生手続き開始の申し立てを行ったといいます。負債総額は337億円、石川県と千葉県の工場は閉鎖されることになるといいます。 JOLEDが民事再生手続き開始、製造/販売から撤退:ジ…

【今は日本企業にとって好機か】信用不安、大量解雇、行き詰まりをみせるテック企業

欧米など銀行破綻などが相次ぎ「信用不安」の連鎖がまだ払拭しきれていないのでしょうか。 この影響で、スタートアップのエコシステムも打撃を受けることは避けられず、テック企業のバリュエーションの切り下げなどの懸念もあるといいます。 ソフトバンクG…

【深刻化する覇権争い】巻き込まれる日本、変わる生産地図、インドは次の世界の工場か

中国北京で開かれていた全人代が閉幕しました。習主席が3選となり、また側近たちで固めた人事で、米中の覇権争いが決定的なものになっていくのでしょうか。 中国外相が初会見 アメリカを強くけん制 ロシアとの関係重視 | NHK | 中国 どちらにも事情があって…

【2つの生態系】日本の経済安全保障に死角はないのか、進み始めている脱グローバル

昨年、中国とユーロ圏で輸出と輸入が過去最高を記録し、米国の対中貿易も輸出と輸入で記録的な水準に達したそうです。 まだまだ世界経済が統合拡大し、国境を越えた財、サービス、資本の移動が進む「グローバル化」が進んでいるのではないかと思ってしまいま…

【先端技術の国別ランキング】圧倒的な中国、凋落止まらない日本のテクノロジー

オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)が、重要な新興技術の国別競争力ランキングを公表し、44分野中37分野で中国が欧米諸国を「圧倒的にリード」していると指摘したそうです。 中国、重要な技術分野で欧米を「圧倒的にリード」=調査 | ロイター 米国は高性…

【リスキリングを機会にする】自身の専門性を磨き、企業の独自技術にしてみる

一世風靡したマーケットインという思想の価値が剥落し、またプロダクトアウト思考への回帰が起きるのでしょうか。 「プロダクトアウト」は本当に悪なのか? 人々を虜にする商品のつくりかた | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン) かつて「プロ…

【成長しない国、日本】このままの社会を子どもたちに手渡してよいのだろうか

電気機器の貿易収支が、22年下半期(7~12月)に赤字になったそうです。赤字額は812億円、半期ベースの赤字は1988年以降で初めてのことといいます。 電機産業は、自動車と並ぶ輸出産業の「花形」といわれ、年間8兆円近い貿易黒字を稼ぎ出していたといいます…

技術力の低下か、国産大型ロケットH3打ち上がらず、揺らぐ安全保障

次世代国産大型ロケット「H3」初号機の打ち上げ時刻に、白煙はあがったがロケットは打ちあがることはなかった。この打ち上げ失敗との報道を受け、JAXA宇宙航空研究開発機構と共同で開発を進めていた三菱重工の株価は一時前日比マイナスに沈む場面があったそ…

国産化に成功した中国のジェット機、敗れた三菱、半導体の国産化はどうなる

中国が短・中距離向けジェット機を開発し、インドネシアに輸出をはじめているといいます。 一方、三菱重工業が長きにわたって開発してきた初の国産ジェット旅客機「スペースジェット(旧MRJ)の開発はその途上で断念となり、商用化が実現することはありま…

【産業の栄枯盛衰】EVシフトで危機を迎える自動車産業、復活したソニーは早くも社長交代へ

日本の基幹産業のひとつの自動車メーカが、窮地なのでしょうか。 トヨタでは社長が交代し、日産はルノーとの資本関係を見直しました。ホンダは、ソニーグループと提携し、新たなEVを共同開発するようになりました。 脱炭素やソフトウエア重視の流れが強まり…

【これが今の日本か】新しいサービスも生まれず、期待外れといわれる「ヤフーとLINEの経営統合」

Zホールディングスの傘下でヤフーとLINEが経営統合し2年経過しましたが、「新しいサービスが生まれず期待と違った」と、ソフトバンクの宮川社長が明らかにしたそうです。 【速報】ソフトバンク宮川社長「期待感と違った」2021年のZホールディングス傘下での…

【世界へ】日本発ドローンのスタートアップの飛躍はあるのか

「空から、世界を進化させる」と謳う日本のスタートアップ「テラドローン」が、世界時価総額2位のサウジアラビアのアラムコ社のベンチャーキャピタル「Wa‘ed」より、18.5億円の資金調達したそうです。 この資金を投じ現地に子会社を設立し、サウジアラビアの…

【経済安全保障】強まる強硬論、なぜアップルは自社製デバイスへの切替を急ぐ

隣の大国と切磋琢磨し経済で競い合うが互いにとっても最良なことではないかと思ったのも、もう過去のこと、雌雄は決してしまい、経済力では大きく溝を開けられてしまいました。 そうでもあるにもかかわらず、いまだ対抗心や敵がい心のようなもの抱いていない…

国の古くて新しい社会課題、放置されては企業に託される解決

「企業は社会課題の解決で価値創出を」と、経済同友会の代表幹事の桜田氏がそう語っています。 課題が次から次へと沸き起こるからでしょうか。 コロナ禍が3年間にも及び未だその禍から抜け出る前に、ロシアがウクライナに侵攻し、世界経済へ大きな影響を及ぼ…

【脱炭素と経済安全保障】実用化が近づく次世代型太陽電池「ペロブスカイト」

米ラスベガスで開催されていた電子機器見本市「CES2023」に、パナソニックホールディングスが「グリーンインパクトシティ」をテーマに、関連製品や技術などを提示したそうです。 目玉は2026 - 27年度めどに実用化を目指すペロブスカイト太陽電池。世界最高レ…

【成長しない国、日本】特効薬はイノベーションだけなのか

正月休暇が明け、新たな年が動き出しました。首相が年頭会見を行い、企業に国内投資を促し、競争力強化に取り組む方針も示したそうです。 半導体、人工知能、バイオ技術、クリーンエネルギーなどの戦略産業を挙げ、「強固な官民連携を打ち立て、国内で大胆に…

【停滞する日本】SF思考、失われた時間を埋め合わせる想像力が求められている

日本が世界から置いていかれようになって思えてなりません。その根底には発想力の乏しさがあるのではないかとの意見もあるようです。 そうした背景もあってのことでしょうか、「SF思考」に注目があつまっているようです。 昨年12月に「イノベーションを創造…

【米中覇権争い】半導体規制、中国に流出していく半導体技術者たち

米国が中国の半導体関連企業への規制を強化しています。 BIS 米国商務省産業安全保障局が、中国半導体メーカーのYMTC 長江存儲科技など中国と日本に拠点を置く中国の36の事業体を輸出管理規則上のEL エンティティー・リスト(取引制限リスト)に追加したと発…

世界が感動に満ちることはあるのか、ソニーがR&D再編、研究テーマを刷新

閉塞感あふれる社会になっているような気がします。「こうあらなければならない」だけでは息苦しくなるだけです。もう少し文化的要素が加えて、潤ったものにできないのでしょうか。 ソニーグループは「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で…

国のスタートアップ育成計画に数値目標は必要なのだろうか

政府による「スタートアップ育成5か年計画」が11月末の「新しい資本主義実現会議」で決定されたそうです。この計画に1兆円の予算が計上され、支援が強化されるといいます。 この5か年計画で、2027年度にスタートアップへの投資額10倍超の10兆円、ユニコーン…

【経済安全保証】高まる中国脅威論、増税してまで防衛力を強化するのがよいのでしょうか

国家安全保障戦略に関し、政府が月内に改定し、中国の軍事動向などを「最大の戦略的な挑戦だ」と明記する方針といいます。 中国は「最大の戦略的挑戦」 国家安保戦略で政府調整:時事ドットコム 記事によれば、2013年策定の現行の安保戦略では、中国の動向に…

【人材不足】一歩先行くリスキリング、海外人材の活用、リバースイノベーション

人手不足、人材不足が顕在化しています。政府もデジタルなどの成長分野への労働移動を進めるために、「リスキリング(学び直し)」が必要とし、支援に力を入れています。 政府の思惑通りにことが進み、日本が再び成長軌道に乗ることはあるのでしょうか。 技…