Into The FUTURE

未来はすべて次なる世代のためにある

トレンド

スマートロボットの導入で国内の生産性の問題は解決するのだろうか

ソフトバンクグループのビジョン・ファンドが主導し、レストランなどで使用される配膳ロボットを手掛ける中国のキーンオンロボティクスが、2億ドル(約220億円)を調達したという。 ソフトバンクG、中国配膳ロボット会社に追加出資-220億円調達主導 - Blo…

アップルとエピックの争い、「成功は違法ではない」との裁判所の判断、納得できないアプリ企業

プラットフォーマーの独占禁止法が違反が世界中でさかんに取り沙汰されようになっている。 中国では規制が強化され、一部プラットフォーマーに多額の罰金が科せられた。 日本、米国で、アップルの独禁法違反について、一定の決着を見たようだが、まだゲーム…

【中国リスクはあるのか】シェアリングエコノミーも規制強化、不動産大手はデフォルトを警告

中国のPMI 購買担当者指数が低下、非製造業では節目の50を大きく下回り47.5。前月の53.3から大幅に低下し、予想の52を下回ったという。 その要因に、コロナ感染再拡大の抑え込みに向けて約1カ月にわたり移動制限や大規模検査、隔離など厳しい措置を講じたこ…

増えるばかりの荷量、負担増す物流に、DX が特効薬になるのか

物流のDX化、デジタルトランスフォーメーションが急務といわれるている。巣ごもり需要による物流件数の増加、複雑化に伴う人材不足と運賃上昇が課題となっていることがその理由のようだ。 ユニクロを有するファーストリテイリングの自動倉庫がその成功事例と…

【テスラは一体の何の会社か】北海道に蓄電池発電所を建設し、新しいAI用スパコンも開発する

米Tesla、EV電気自動車メーカと表現されることが多いが、時として、テスラとは何の会社かと悩むときがある。ここ最近、テスラのニュースが増えている。個々の案件ごとに興味は沸く。何故テスラはそう動くのか。その理由は?、どんな影響があるのだろうか。そ…

【エンターテインメントも規制する中国】「勝ち組」を狙い打ちする、その理由とは

「そう決めたからには徹底的にやる」というのが中国の文化なのでしょうか。 実に驚きます。今度は、「アイドル文化」を規制強化の対象にするようです。 ブルームバーグによると、中国共産党の機関紙である人民日報は17日の論説で、規制当局の監督を欠いてき…

【AI革命に背を向ける中国】テクノロジー企業の規制は何のためか、いつまで続くのか

「中国投資からの時宜を得た退却」。 D1キャピタル・パートナーズは新東方教育科技集団株2500万株を売却、ソロバン・キャピタル・パートナーズはアリババグループ株206万株を手放したと、ブルームバーグが報じます。 www.bloomberg.co.jp それによると、「7…

【GX グリーントランスフォーメーション】パナソニックのGXとDXは誰のためか

パナソニックが、SaaS型業務アプリケーション群「現場最適化ソリューション」を発表しました。 この「現場最適化ソリューション」は、本事造る(製造)、運ぶ(物流)、売る(流通)のサプライチェーン領域の課題を解決するアプリケーション群だとパナソニッ…

【危機的な地球温暖化】覚醒するか国内環境技術、脱炭素技術は国産であるべきか

国連の地球温暖化に関してのIPCC 6次評価報告書が公表されました。 「人間の活動が地球を温暖化させてきたことに疑う余地はない」と断定しています。 国が、地球温暖化対策計画案をまとめています。 2030年度の温暖化ガス排出量を13年度比46%減らす目標に向…

【脱炭素】注目のパワー半導体素材 GaN窒化ガリウム実用化へ

脱炭素が求められる社会になり、投資の世界でも今やESG投資が当たり前になりつつあります。 脱炭素を加速させようと、それに比例して電化されるものが増え、ますます電力需要も増加することが見込まれているようです。こうした状況を鑑みれば、省エネは今ま…

【テスラ変調か】幹部が退職し、株価は下落。それでもマスク氏のビジョンは拡がる

米国では、テスラをはじめとする話題の会社の株価が高値から大きく下落しているという。期待以上に高値にふれれば調整があってもおかしくはないのだろう。 一時のポジティブなニュースばかりでなく、ネガティブなニュースも散見されるようになってきた。テス…

【ファッションとESG投資】ファッションにおける「サスティナビリティ」とは何か

ファッションとESG投資。大量消費、大量廃棄が問題になり、ESG(E:環境、S:社会、G:ガバナンス)から遠いところにいるのがファッション業界なのだろうか。 一方、ファーストリテイリングや良品計画などグローバルに事業を展開する企業はESG投資に早くから…

【デジタル化】日本は最悪なのか、それともまだ成長の余地があるのだろうか

ベイン・キャピタル、ここ最近またその名を聞くようになった。日立金属に対してTOB公開買い付けを実施し、成長が期待されるEV市場を中心に更に競争力を高め、グローバルで Only 1を実現するための経営サポートを行っていくという。 その1週間ほど前には、東…

【CO2再利用とCCS】費用を投じるマスク氏と資金提供を求めるエクソンモービル

NASA米航空宇宙局が、火星探査車「パーシビアランス」に搭載したMOXIE「火星酸素現地資源利用実験装置」で、大気中の二酸化炭素から酸素約5gを生成することに成功したと発表したという。 www.afpbb.com 一方、国内では、トヨタ自動車グループの豊田中央研究…

【ポイントとビットコイン】日米政府による楽天の監視と熱を帯びるビットコインETF

ビットコインETF上場投資信託「パーパス・ビットコインETF(BTCC)」が、上場後2カ月未満で資産が10億ドル(約1100億円)を突破したとブルームバーグが報じる。 www.bloomberg.co.jp 発行会社であるカナダのパーパス・インベストメンツからの情報だという。…

【ヘルメットなしで乗れる電動キックボード】区分は小型特殊自動車、それでもまだ実証実験中

電動キックボードが、実用化に向け一歩前進したようだ。ヘルメットの着用義務を任意とした実証実験を始めると、警察庁が全国の警察に通達した。 それによれば、産業競争力強化法に基づく特例措置で、認可を受けた事業者の車両を「小型特殊自動車」に位置づける…

【進まぬデジタル化の深層】富士通とシーメンスがDXで協業する理由

コロナ渦は様々な弱点をあぶり出している。官庁のデジタル化の遅れが顕在化したことは言うまでもない。Society 5.0で、目指したはずのサイバー空間とリアル空間を限りなく融合し、問題解決していく社会からは大きくかけ離れた現実がそこにある。 DXデジタル…

【ポイントと暗号資産】暗号資産に進出するメルカリとスーパーアプリで経済圏構築を目指すANA

メルカリが、暗号資産やブロックチェーンに関するサービスの企画・開発を行う子会社を4月下旬に設立すると発表した。新たな子会社は「株式会社メルコイン」という名称にするそうだ。 about.mercari.com 新会社を設立し、暗号資産事業に取り組むことで、「メ…

【実質ゼロ】二酸化炭素循環の実用化と可能性 ~デンソーでプラントの実証始まる

2050年のカーボンニュートラルの達成を国が発表すると、企業が一斉に脱炭素技術を競うにようになる。極めて単純な構図だが、それで気候変動の緩和に役立ち、そこから新たな産業が生まれれば、それはそれでいいことなのだろう。 // デンソーが、工場から排出…

【自動運転】トヨタ、アップル、それぞれが目指す「自律走行」

レクサスのフラッグシップモデル「LS500h」と燃料電池車の「MIRAI(ミライ)」の新型車の販売を始めると、トヨタが発表した。 最新の高度運転支援技術「Toyota Teammate/Lexus Teammate」の新機能「Advanced Drive」搭載車を設定しているという。 (写真:…

量子コンピュータと古典的コンピュータによるデジタル化、DX

量子コンピュータはまだ先のことだと思っていたが、そうでもなそうだ。理化学研究所が、埼玉県に中核研究拠点「量子コンピュータ研究センター(RQC)」に開設し、富士通との連携拠点「理研RQC-富士通連携センター」を併設したという。 富士通によれば、理研R…

【サステナブル × デジタル】三菱と素材メーカ東レが始めたD2Cファッション

固定概念に取りつかれると、そこから抜けだるのは容易ではない。トレンドを掴み損ね、気がつけばひとりだけ取り残されていたみたいなことも起きるのだろう。サステナビリティへが世界のスタンダードとなり、デジタル化がこれだけ騒がれれば、その流れに乗り…

【SDGs】食品ロスに挑む商社のDX~在庫を最適化

DXデジタルトランスフォーメーションということばが、どうもしっくりこないと感じることがある。DXを否定する気はさらさらない。 あたり前過ぎて、何を今さらという感じがしているのかもしれない。 価格下落が激しいB2B業種で、限界利益20%でも持続的に成長…

【EVシフト鮮明】テスラに対抗するVW、EVコンセプトカーを発表したレクサス

独 VW フォルクスワーゲンは、2025年までに世界のEV市場のリーダー目指すという。今年のEV販売目標を100万台とするとブルームバーグが伝える。 主要テクノロジーを標準化することでコスト削減に取り組み、劇的な電気自動車 EVシフトを加速させ、米テスラなど…

小米もEV参入か、小型EVのシェアサービスを急ぐべき理由

中国 小米科技Xiaomi(シャオミ)がEV電気自動車に進出するとロイターが報じる。 それによれば、シャオミは自社ブランドのEVを生産するために中国 長城汽車と交渉を進めているという。他の自社製電子製品の大半と同様に大衆向けのEVとする考えだという。 jp.…

【カーボンニュートラルへ】ミドリムシ走る ユーグレナのバイオディーゼル燃料が一般販売

ミドリムシのユーグレナ社がバイオディーゼル燃料の初めて一般向け販売を始める。 「一般用自動車における、環境に配慮した次世代バイオ燃料使用への第一歩」だという。 ユーグレナによれば、ライフ白銅の「セルフかつしか6号店」で、2021年4月9日(金)~2021…

深刻さを増す半導体不足 最新クアルコム製SoCも逼迫

半導体不足、調達リードが長いだけに一度不足に陥った企業はそこからなかなか抜け出ることができないのかもしれない。それがパニック買いを誘発し、さらなる泥沼にはまり込んでいく。 需要過多となれば、ボトルネックの設備能力が増強されない限り、需要が続…

脱炭素「カーボンニュートラル」で不足のパワー半導体 半導体産業は復活するか

2050年のカーボンニュートラルが国是となり、次世代エネルギー源の議論がさかんに行われ、技術開発が進み始めたのだろうか。主な排出源であるエネルギーの脱炭素が極めて重要であることは間違いない。原発事故後、石炭火力の効率化を政策の中心においてきた…

未来のハードウェアたちが織りなす街「Woven City」建設始まる

トヨタ自動車の実証都市「Woven City(ウーブン・シティ)」の建設が23日、富士山の麓 静岡県裾野市で始まったという。 最初の住人は約360人。2025年までには入居が始まるという。将来的には2000人以上がそこで暮らすそうだ。 dsupplying.hatenablog.com 活…

SDGsとダイバーシティ&インクルージョン

出来レース。そんな印象だろうか。そうであるなら、透明性のあるプロセスなどといわず、最初からそうしてしまえば、後腐れもなかったのではないか。 その手続きに透明性はあったのだろうか。 もう少しサプライズがあってもよさそうなものだ。「えっ、そこま…